ナッシュビル
ロバート・アルトマンの70年代の幻の名作。24人のキャラクターが“アメリカ”を体現する
上映スケジュール※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。
ストーリー

カントリー&ウエスタンの聖地であるテネシー州のナッシュビル。大統領選挙戦が近づく中、スタジオでは地元の大スター、ヘブンのレコーディングが行われ、BBCの女性記者オパールは興奮気味だ。空港ではフェスティバル参加のために帰ってきた、地元出身の歌手バーバラ迎えるセレモニーが行われていた。彼女に選挙キャンペーンに協力してもらおうと画策するトリプレットと弁護士デルもやってくる。一方、町にはスターを夢見るシンガーたちもいた。
解説
90年代に入り『ザ・プレイヤー』を発表するまで、ロバート・アルトマンは“忘れられた”監督だったが、『M★A★S★H』に始まる70年代はまさに最初の絶頂期。そんな中に公開されたこの『ナッシュビル』は彼の代表作のひとつだ。しかし日本では、なじみの薄いカントリー音楽が題材である事や、出演が渋い中堅スターばかりという事、2時間40分という長編という事もあり、ほとんどヒットしなかった。その上、日本では未DVD化で、名画でありながらも観た人が少ないという“幻の作品”となった。24人の登場人物の人間模様をほぼ均等に描き、さばいていく手腕は見事。長尺ながらダレる事なく、群像ドラマがラストのコンサートシーンに集約されていく。
公開日 | 2011年8月6日より新宿武蔵野館にて |
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配給 | 日本スカイウェイ、アダンソニア |
制作国 | アメリカ (1975) |
ジャンル | ドラマ Music/ミュージカル |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
スタッフ・キャスト | 監督・製作:ロバート・アルトマン 出演:カレン・ブラック/ロニー・ブレイクリー/キース・キャラダイン/ジュラルディン・チャップリン/シェリー・デュバル/スコット・グレン |
スタッフ
監督 |
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脚本 |
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製作 |
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撮影 |
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音楽 |
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編集 | |
字幕 |
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キャスト
俳優名 | 役名 |
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デイヴィッド・アーキン (David Arkin) | Norman |
バーバラ・バクスレイ (Barbara Baxley) | Lady_Pearl |
ネッド・ビーティ (Ned Beatty) | Delbert_Reese |
カレン・ブラック (Karen Black) | Connis_White |
ロニー・ブレイクリー (Ronee Blakley) | Barbara_Jean |
ティモシー・ブラウン (Timothy Brown) | Tommy_Brown |
キース・キャラダイン (Keith Carradine) | Tom_Frank |
ジェラルディン・チャップリン (Geraldine Chaplin) | Opal |
ロバート・ドキ (Robert DoQui) | Wade |
シェリー・デュヴァル (Shelley Duvall) | L._A._Joan |
アレン・ガーフィールド (Allen Garfield) | Barnett |
ヘンリー・ギブソン (Henry Gibson) | Haven_Hamilton |
スコット・グレン (Scott Glenn) | Glenn_Kelly |
ジェフ・ゴールドブラム (Jeff Goldblum) | Tricycle_Man |
バーバラ・ハリス (Barbara Harris) | Albuquerque |
デイヴィッド・ヘイワード (David Hayward) | Kenny_Fraiser |
マイケル・マーフィー (Michael Murphy) | John_Triplette |
アラン・ニコルズ (Allan Nicholls) | Bill |
デイヴィッド・ピール (David Peel) | Bud_Hamilton |
クリスティーナ・レインズ (Cristina Raines) | Mary |
バート・レムゼン (Bert Remsen) | Star |
リリー・トムリン (Lily Tomlin) | Linnea_Reese |
グエン・ウェルズ (Gwen Welles) | Sueleen_Gay |
キーナン・ウィン (Keenan Wynn) | Mr.Green |
エリオット・グールド (Elliott Gould) | Himself |
ジュリー・クリスティ (Julie Christie) | Herself |