劇場版 空の境界 第六章「忘却録音」

上映スケジュール



※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

「生きているのなら、神様だって殺してみせる」これは、望まぬままに万物の生の綻び――死線を視る力『直死の魔眼』を得た独りの少女の物語。名を両儀式(声:坂本真綾)という。もとより『彼女』は自身に課せられた運命を無関心なまま受け入れていた。しかし、その生に疑問を抱いた刹那、皮肉にも二年もの昏睡状態に陥ることに。やがて、目覚めの刻は訪れる。そのとき、世界は変わっていた。否、違っていたのは己だった。かくして煌めくナイフを握り、日常と非日常の狭間に棲む怪異を追うことが唯一の生きる糧となる。……見守る眼差しがあることを知りながら……。「白状するとね、式。わたしって特別なものが好きなの。っていうより、禁忌と呼ばれるものに惹かれる質みたいなんだ」少女がそう自覚したのは、既に深く実の兄を本気でまじめに愛してしまっていた時だった。けれどなぜか、その大切なきっかけを忘れていた。聡明かつ可憐にて謙虚さを纏い、故に非の打ち所無く、ともすれば無敵だったかもしれなかった彼女の、それは出発点だった。計画は完璧。粛々と進行中。兄に妹ととして認識される前に遠く離れ、己を磨き、一人の女性として出逢う……。しかして、その幼気な願いは、しごくあっさりと両儀式という存在によって打ち砕かれる。今、不本意な事に彼女は、式を駆逐する為、自ら蒼崎橙子(声:本田貴子)を師と仰ぎ魔術の修行に身を投じたコトが思いっきり裏目に出て、とある事件を追いかけ当の本人と行動を共にする羽目に。かくして、持ち前の生真面目さと利発さから、余計なことにうっかり本質に近付き過ぎてしまったり。その相手がどんなモノかも知らぬまま。その危うさと情熱と無防備さが彼女の最大の魅力だと、果たして自身は気付いているのだろうか。決して嫌いではない式、けれど兄を奪い、あまつさえ危険な目にさらしてしまう式。その式を大切にする兄。複雑な思いを抱えた彼女は、事件を経て、複雑に生きているのは自身だけではない、という至極当たり前の事を思い知る。同時に複雑だからこそ、あえて純粋に単純にどこまでも普通であろうとする彼の、深い孤独をも知る。登場するのは妹と兄、彼女と教師と女生徒と魔術師と妖精。彼らが紡ぐのは、誰かを思う、という糸で織られていく、刹那の物語。


解説

新伝綺ムーブメントを打ち立てた小説『空の境界』。物語を綴るのは、ビジュアルゲームとして爆発的な人気を博しTVアニメ化もされた『月姫』『Fate/stay night』の奈須きのこ。両作品の世界観を共にするこの小説は、1998年秋、パートナーであり原画も手がける武内崇とのHP「竹箒」上にてweb小説『空の境界式』として掲載。2001年冬に同人小説『空の境界』として刊行され、2002年秋にはドラマCD化。2004年初夏には講談社ノベルスとして出版、各書籍ランキング上位を記録。そして、七章からなる物語は、作品世界そのままに前代未聞の[七部連作映画]へと進化を遂げる。第一章では、レイトショーでありながら4週間の全上映回、かつ急遽追加で決定したモーニングショーの総てで満員札止めを記録。各章舞台挨拶付き公開初日チケットやオールナイト特別上映イベントのチケットがわずか数分で完売するなど、多くの伝説を生みだしている。第六章となる『忘却録音』では、誰かを思う、という糸で織られていく妹と兄、彼女と教師と女生徒と魔術師と妖精の姿を描く。声の出演は「ストレンヂア -無皇刃譚-」の坂本真綾、『仮面ライダー電王』の鈴村健一ほか。


公開日2008年12月20日より
配給アニプレックス
制作国日本 (2008)
ジャンル 
スタッフ・キャスト


スタッフ

監督
脚本
原作
制作プロデューサー
キャラクター原案
アニメキャラクター・デザイン
作画監督
撮影監督
美術監督
音楽
ライン・プロデューサー
3D監督
色彩設計/色指定
音響監督
出演(声)
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