パピヨンの贈りもの
上映スケジュール※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。
ストーリー
パリに暮らす8歳の少女エルザ(クレール・ブアニッシュ)には、ささやかだけれど切実なひとつの願いがあった。放課後に大好きなママと二人きりで映画を観に行き、夕食にはハンバーガーを食べるのだ。しかし、看護助手をしながら一人でエルザを育てているまだ25歳の母親は、仕事に友達付き合いにと自分自身の生活に忙しく、今日もエルザは願い叶わず、何時間も待ちぼうけをくわされていた。エルザと同じアパートに住む老人ジュリアン(ミシェル・セロー)はそんな彼女を見かねて、自分の部屋へと招き入れる。腕のいい時計職人だったジュリアンも今では現役を引退し、趣味の蝶の蒐集に熱中する気ままな一人暮らしをおくっていた。ジュリアンにも、ささやかだけど切実なたったひとつの願いがあった。それはヨーロッパで最も美しいと言われる幻の蝶“イザベル”を手に入れること。もう何年もイザベルを探し求めていたが、どうしてもめぐり逢うことができないでいた。ある日、フランス南部のヴェルコールの山にイザベルが現れると聞いたジュリアンは、さっそく車で出発した。だが、とんでもない同行者がいることに気づく。なんと、エルザがこっそりと車に隠れていたのだ。エルザの母は友達の家に出かけていて、夜も遅いというのに連絡が取れない。翌朝、ジュリアンはエルザを警察に連れて行こうとするが、田舎の自然に触れたことのないエルザの、山や鳥、牛や蝶を見てみたかったという一言にほだされる。かくして少し不思議な組み合わせの二人の旅が始まった
解説
頑固で気難し屋の老人と活発な少女が、ひょんなことから一緒に幻の蝶を探す旅に出て、次第に歳の差を超えた友情を育んでいくハートフル・ムービー。監督・脚本は日本初紹介のフィリップ・ミュイル。主演は「約束 ラ・プロミッセ」の名優ミシェル・セローとこれが映画デビューの少女クレール・ブアニッシュ。
公開日 | 2004年5月15日より |
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配給 | 東京テアトル |
制作国 | フランス (2002) |
ジャンル | |
スタッフ・キャスト |
スタッフ
監督 |
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脚本 |
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製作総指揮 |
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製作 |
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撮影 |
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音楽 |
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キャスト
俳優名 | 役名 |
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ミシェル・セロー (Michel Serrault) | Julien |
クレール・ブアニッシュ (Claire Bouanich) | Elsa |
ナード・デュー (Nade Dieu) | Elsa's Mother |
フランソワーズ・ミショー (Francoise Michaud) | Cafe Waitress |
エレーヌ・イリ (Helene Hily) | Marguerite the Concierge |
ピエール・ポワロ (Pierre Poirot) | Police Commissioner |
ドミニク・マルカス (Dominique Marcas) | S?bastien Grandmother |
イドヴィグ・ステファン (Idwig Stephane) | Entomologis |