殺人狂時代

上映スケジュール



※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

犯罪心理学の大学講師桔梗信治はある日、驚くべき人物の訪問を受けた。男は「大日本人口調節審議会」の間淵で、信治の命を貰うと言う。しかし、間淵は信治の亡き母のブロンズ像を頭に受けてあっけなく死んだのだが、信治は単身「審議会」に対することになった。この団体は、実は人口調節のために無駄な人間を殺すのが目的で、会長はヒットラーに心酔する精神病院の溝呂木院長、それに元ナテスのブルッケンマイヤーが加わっていた。信治は、ブルッケンマイヤーが仕事の手始めとして電話帳から無差別に選んだ一人だったのである。一方、信治には特ダネを狙う記者啓子と、コソ泥のビルが味方についた、啓子の肉体的サービスをおまけに。ところで、信治殺しに失敗した「審議会」は、その後次々と殺し屋をさし向けてきたが、その度に三人の返り討ちにあっていた。溝呂木はブルッケンマイヤーが執拗に信治を狙うのに疑問をもち問い質したところ、信治の背中の傷には戦争中ヒットラーの手から盗まれたダイヤモンド“クレオパトラの涙”が隠されているという。彼は、面子にかけてもと、義眼に毒針を仕込んだ女や、松葉杖からメスを発射する男を繰り出した。一方、信治は平和的武器を頼りに彼らの手を逃れていたが、啓子が捕われたことから危機に陥った。しかし、ビルの助けを得た信治は啓子を救い出し、ついに「審議会」を潰滅したのである。こうして、精神病患者を殺人狂に仕立て上げ、日本の人口を減らそうとした溝呂木たちのファナティックな野望は打ち砕かれたのであった。


解説

都筑道夫の原作「飢えた遺産」(東都書房刊)を、「暗黒航路」の小川英、「黒い賭博師 悪魔の左手」の山崎忠昭と「大菩薩峠(1966)」の岡本喜八が共同で脚色し、岡本喜八が監督したコメディ・アクション。撮影は「これが青春だ!」の西垣六郎。


公開日1967年2月4日より
配給東宝
制作国日本 (1967)
ジャンル 
スタッフ・キャスト


スタッフ

監督
脚色
原作
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
仲代達矢 (Tatsuya Nakadai)桔梗信治
団令子鶴巻啓子
砂塚秀夫大友ビル
天本英世溝呂木省吾
滝恵一池野
富永美沙子義眼の女
久野征四郎松葉杖の男
小川安三間淵
江原達怡青地
川口敦子小松弓江
大前亘オバQ
伊吹新アトム
長谷川弘ソラン
二瓶正也パピイ
大木正司
樋浦勉
ブルーノ・ルスケブルッケンマイヤー
沢村いき雄老殺し屋
丘照美小柄な女
深井聰子大柄な女
草川直也編集長
宇野晃司首の長い男
中山豊笑う狂人
浦山珠実ウィンクする狂人
山本廉咆える狂人
出雲八重子法華の狂人
土屋詩朗羽織袴の狂人
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