白昼の惨殺

上映スケジュール



※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

建築設計界で巨星とうたわれる龍造寺は、マニラ美術館設計のため現地に向う前夜、「お嬢さんを預かる」との謎の電話を受けた。彼は、ここで、かつての部下時岡英次が、設計図のほとんどを代筆していたいきさつを考えずにはいられなかった。マニラの仕事も、今は独立している英次が八分通り完成させた時、龍造寺は例により「買おう」と出てきっぱりと断わられていた。しかし数日後英次は何者かにより拉致され、設計図も盗まれたことが分った。娘奈美は無事に戻ってきた。誘拐犯人は英次ではなかったという。龍造寺は再びその男から呼出しを受け、国立競技場の前で、豊島建設社長の用心棒に守られて、男を待った。一台の車が矢のように走ってきた。一瞬の後、龍造寺は連れ去られていた。その男は「おれは敬太だ、英次の兄だ」と名のり、車は一路東海道を疾走していった。その頃英次はすでに亡く、海の見える墓地で眠っていたのだ。やがて追いついた用心棒たちは敬太を襲った。敬太は用心棒をめったうちに斬った。ついに敬太は逮捕され、当然一切が明るみに出た。龍造寺は地位と名誉を失った。しかし蔭で龍造寺を操り、英次を死に追いやった豊島や政界の園原の悪事は金力でモミ消されて暴露されることはなかった。敬太は二年の刑を言い渡された。この刑を黙々と耐えた敬太は、二年目の昼下り刑務所を出た。その足は真直ぐに丸の内のビル街へ進んで行った。やがてビルから出てきた豊島と園原の姿をみとめると、ドスをきらめかせて突進していった。二人は朱に染って倒れた。折りから雲一つない空からは、真昼の太陽が強烈に照りつけていた。


解説

「男の顔は履歴書」の星川清司がシナリオを執筆し、「さよなら列車」の梅津明治郎が監督したアクションもの。撮影はコンビの加藤正幸。


公開日1967年2月11日より
配給松竹
制作国日本 (1967)
ジャンル 
スタッフ・キャスト


スタッフ

監督
脚本
製作
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチール

キャスト

俳優名役名
安藤昇時岡敬太
平井昌一時岡英次
川口小枝村井高子
伊藤雄之助龍造寺修
新藤恵美龍造寺直美
山茶花究豊島泰造
石山健二郎園原義一郎
川辺健三中田
稲垣隆山木
高宮敬二青木警部
三上真一郎平井記者
細川俊夫捜査課長
松本朝夫江藤刑事
砂塚秀夫下級船員
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)安食堂のおやじ
加藤嘉大学総長
荒井千津子女秘書
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