血煙り笠

上映スケジュール



※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

つばくろの藤太郎は一本独鈷の旅鴉、妹を殺した甲府勤番支配の次男坊を叩っ斬って行方定めぬ旅に出た。流れ流れてとある親分の家に草鞋をぬいだ藤太郎を、とびっちょの松五郎という遊び人がたずねてきた。ところがこの松五郎、勤番支配に脅されて仏の甚十郎と呼ばれる殺し屋浪人を連れていた。甚十郎は藤太郎を早く斬ると月々百両の手当が入らなくなるからとうそぶき、奇妙な三人旅が始まることになった。三島の宿は吉野屋の小きんという女郎に入れ上げて腰を上げようともしない甚十郎、連れもどそうと乗り込んだ藤太郎は、その小きんが恩を受けた日光の貸元の娘お蝶だと知って驚いた。お蝶の窮状を見た藤太郎は、賭場でせしめた金でお蝶を身請けし、二人を残して夜道をかけた。その後を甚十郎と捲き上げられた三百両とお蝶に未練を残す平八一家が追う。いち早く甚十郎が追いついた。そして甚十郎の豪剣が藤太郎の長脇差を制したかに見えた時、お蝶が身を投げだした。日光今市にもどった藤太郎はお蝶を不動一家の二代目として親分の仇を討つべく、日の出の勢の虎五郎一家に挑戦状を叩きつけた。藤太郎たちと、駆けつけた平八一家の応援を得た虎五郎一家の凄じい決闘が日光街道に血煙りをあげてくりひろげられた。松五郎も男になろうと勇猛心を起して斬りまくり、甚十郎の豪放な太刀さばきに助けられて、藤太郎はやくざの意地を見事に貫き通すのだった。宿場はずれの街道筋に、甚十郎の孤影が、折からの月明りに長い尾を引いて立つ。その後姿を、感謝の涙をたたえた四つの瞳が、いつまでも別れを惜しんでいた−−。


解説

「赤い影法師」の比佐芳武のオリジナル・シナリオを、「右門捕物帖 紅蜥蜴」の松田定次が監督した股旅もの。撮影もコンビの川崎新太郎。


公開日1962年10月12日より
配給東映
制作国日本 (1962)
ジャンル 
スタッフ・キャスト


スタッフ

監督
脚本
企画
撮影
美術
音楽
録音
照明
編集
スチル

キャスト

俳優名役名
大川橋蔵つばくろの藤太郎
里見浩太朗 (Kotaro Satomi)とびっちょの松五郎
朝丘雪路お蝶(小きん)
児玉悦治千代吉
三原有美子おみつ
吉川満子おとく
織田政雄佐次兵衛
山田光子佐次兵衛の女房
花柳小菊お倉
赤木春恵お六
中根真佐子おなか
木内三枝子お梅
松浦築枝おさき
伊東亮英清兵衛
大里健太郎惣兵衛
疋田圀男八助
団徳麿音造
宇佐美淳也不動の多左衛門
神木真寿雄留吉
三島雅夫荒井の虎五郎
徳大寺伸伝八
楠本健二万造
小山田良周太郎
山形勲田尻の平八
原健策弥助
尾上鯉之助四馬吉
南方英二仙太
戸上城太郎角田武兵衛
菅貫太郎奥平源四郎
香川良介手塚次郎太夫
河村満和若杉左内
兼田好三平田久馬
矢奈木邦二郎相模屋
大友柳太朗仏の甚十郎
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