水滴(しずく)

上映スケジュール



※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

貧民街に育ちながらも、美しく生命力に溢れた少女であったルーシー(L・ヘイドン)は、荒れすさんだ生活に疲れた母親リズ(D・ドース)の自殺に遭遇してから、性格が一変してしまった。やがて彼女は、昔の恋人リズの遺言の手紙を受取った医師ロバート・クェルズ(K・バロン)の家へ引取られることになった。新しくぜいたくな環境に圧倒されながら、彼女の心は迷子のような不安な気持と、女としての目覚めの中で、揺れ動いていた。そんな彼女に、クェルズ家の人々は次第に影響されていった。特に、一人息子のニコラス(D・ラムデン)は、いつのまにか、ルーシーの忠実な護衛者になり、パーティなどで彼女の示す挑発的な態度は、彼を苦しめるのだった。またロバートの妻エーミー(A・リン)は、夫のいない孤独の夜を、ルーシーとの同衾によって慰めていた。一方、ルーシーは、父ともいうべきロバートに惹かれ、変なそぶりをみせるようになり、ロバートも、ルーシーへの感情の高まりを、おさえきれなくなっていた。そして、家庭崩壊の危機を感じたロバートは、ルーシーを寄宿舎へ入れようとしたが、エーミーの異常な愛憎を利用して、彼女は激しく抵抗し、さらにその日から、彼女は大胆な態度で、ロバートに積極的に迫って行くようになった。そんなある日、ニコラスは、父とルーシーとの激情の場面をかいま見て、激しく打ちのめされてしまった。そして、ついにロバートは、ルーシーを家から出す決心をしたが、彼女は保身本能をむき出しにして、自分に対するエーミーの異常な欲情を、白日のもとにさらけ出してしまった。ちょうどその頃、ロバートの友人ピアソン(D・エミリー)が、パーティの出迎えに来たが、クェルズ家の中で彼のみたのは、その家を征服したかのごとく、階段の上に立つ、成熟した一人の女、ルーシーであった。


解説

愛くるしい容貌に女の性を秘めた少女の、陰影に富んだ姿を描いた作品。製作指揮はマイケル・クリンガー、製作はグイド・コーエン、監督は新人アラステア・リード。ティナ・チャッド・クリスチャンの原作をアラステア・リード、グイド・コーエン、マイケル・クリンガーが共同脚色。撮影はデスモンド・ディキンソン、音楽はマックス・ハリス、編集をジョン・グレンが担当。出演は新人リンダ・ヘイドン、キース・バロン、アン・リン、ドレク・ラムデン、ディック・エミリー、「謀略ルート」のディアナ・ドースなど。


公開日1970年3月14日より
配給ブエナ ビスタ
制作国イギリス (1969)
ジャンル 
スタッフ・キャスト


スタッフ

監督
脚色
原作
製作総指揮
製作
撮影
音楽
編集

キャスト

俳優名役名
リンダ・ヘイドン (Linda Hayden)Luchi
キース・バロン (Keith Barron)Robert
ディアナ・ドース (Diana Dors)Liz
アン・リン (Ann Lynn)Amy
ドレク・ラムデン (Derek Lamden)Nick
ディック・エミリー (Dick Emery)Pearson
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