真夏の曲線美

広告絵画家としてニューヨークでも一流のボッブ・ランドルフは、選りすぐった12人のモデルの美点を集めて、理想の美人「ランドルフ・ガール」を描きあげた。彼の友人でモデル女や女優の卵を探し出すのが名人の、チャック・ドノヴァンは、その美人画を見ると、これに生き写しの完全美人が、ジョーンズ海岸にいると言明する。興味を感じたボッブはチャックと共に、ジョーンズ海岸に出かけて探しまわると、学校教師ルース・ウイルスンがまさにランドルフ・ガールそっくりであることを発見する。ボッブはモデルにとチャックに申し込ませたが、平たく拒絶されるとする。ルースのクラスにヨーロッパ移民ロニーという男が入って来る。ボッブ・ランドルフを知らないルースはロニーと愛し合うようになる。チャックは得意先の広告主の家で、大パーティーを催してもらい、席上でボッブ・ランドルフとランドルフ・ガールを大々的に紹介宣伝する計画を発表する。自信満々のモデル女たちは殺到するが、ルース・ウィルスンだけは姿を見せない。彼女はロニーが広告絵画家で、ヨーロッパ移民というのは嘘と知ったのである。失望したロニーのランドルフは、詫を入れて翌日ジョーンズ海岸で、会ってくれと頼む。ところが彼に先んじてチャックが多勢の写真屋をつれて、ジョーンズ海岸に現われたので、ルースの写真はニューヨークの新聞全部に載せられる。学校のPTAはルースを免職すべしと唱え、査問会が開かれる。ルースは水着姿で出席すると、PTAは異口同音に、その美しさに感嘆し、不仕鱈どころか完全な美の典型だと宣言する。これで名誉を確認されたルースを、直ちに抱きかかえるようにボッブは連れ出して、結婚許可証をもらいに駆けつけたのである。

解説

「嵐の青春」「愛の勝利(1939)」のロナルド・レーガン、「我等の生涯の最良の年」のヴァージニア・メイヨ、「ハリウッド宝船」のエディ・ブラッケンが主演する映画で、アレン・ボレツのストーリーをI・A・L・ダイアモンドが脚色し、英国から来て1941年にハリウッドの監督となったピーター・ゴッドフリーが監督し、カール・ガスリーが撮影した1949年作品。助演は「モロッコへの道」のドナ・ドレイクネ「聖メリーの鐘」のヘンリー・トラヴァース、サイレント映画スターで舞台にあったロイス・ウィルソン、フローレンス・ベイツ、ジェローム・コウアン等である。

1950年4月18日より

  • 配給
  • セントラル
  • 製作国
  • アメリカ(1949)
  • ジャンル
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