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嘘('63)

増村監督、吉村監督、衣笠監督のオムニバス

「愛さなければ傷つかないわ、あたし処女は守る、高く売らなければならないから」という万里子は短大生、彼女のノートには六本木族の菊村葉介から三十二歳のプレイボーイ、大垣秀夫に至る四人のボーイフレンドの評価が記されてある。毎日この四人を巧みなかけもちでデイトする。しかし、本命の葉介をアパートに訪ね、そこで彼に抱かれている女友達の美恵を見た時、万里子の行動は変った。挑むように身体を投げ出した万里子は葉介とその夜を共にした。翌朝、二人の間にはある種の感情が芽生えたかに見えた。「後悔はしない、やり直す自信はある」と胸をはって出て行く万里子の顔は明日をみつめていた。

解説

第一話「素晴らしい悪女」の白坂依志夫が脚本を執筆、「黒の報告書」の増村保造が監督、撮影は「背広の忍者」の石田博。第二話「陽気な殿様」の笠原良三が脚本を執筆。「その夜は忘れない」の吉村公三郎が監督、撮影は「温泉芸者」の小原譲治。第三話「しとやかな獣」の新藤兼人が脚本を執筆、「お琴と佐助」の衣笠貞之助が監督、撮影は「停年退職」の渡辺公夫。オムニバス映画。

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1963)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:増村保造/吉村公三郎/衣笠貞之助
    出演:滝瑛子/ジェリー藤尾/仲村隆/鹿内孝