やさしい人

ヌーヴェル・ヴァーグの後継者の初長編

フランス・ブルゴーニュ地方の静かな町トネール。パリから父親の住む実家に戻ってきた、かつてはインディーズでそれなりに名を馳せたミュージシャンのマクシム。人気の盛りは過ぎ、目の前にあるのは、先行きのない未来だけ。そんな中、地元の情報紙のレポーターとして取材に訪れたメロディに、マクシムは心を動かされる。自分が失いつつある若さを持つメロディの笑顔は、マクシムの心の隙間を埋めるのに充分、魅力的だった…。

解説

フランスで『女っ気なし』『遭難者』が新人監督の作品としては異例のロングランとなり、ヌーヴェル・ヴァーグを継承する新しい才能の出現と高く評価されたギヨーム・ブラック監督。この作品は彼の長編第一作目で、2013年ロカルノ国際映画祭コンペティション部門に出品された。本作でも長年の友人であるヴァンサン・マケーニュを念頭に脚本を執筆。いつもと同じようなコミカルな役柄ではなく、敢えて今までとは違う人物を演じさせる事で、彼の新たな魅力を引き出そうとした。溌剌としたイメージを映画に焼き付けたメロディ役のソレーヌ・リゴと、息子との心の距離を繊細に演じた父親役のベルナール・メナズも、映画に深い印象を与えている。

2014年10月25日よりユーロスペースにて

  • 配給
  • エタンチェ
  • 製作国
  • フランス(2013)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ギヨーム・ブラック
    出演:ヴァンサン・マケーニュ/ソレーヌ・リゴ/ベルナール・メネズ

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