クアラルンプールの夜明け

肉親への葛藤を描くヒューマンドラマ

仕事も家族も失って自暴自棄に陥っていた日本人の男・辰巳のもとに、ある日、一通のエアメールが届く。消印はマレーシア。中には不可解なアラビア語の文章と写真が入っていた。手紙に導かれ、辰巳はマレーシアを訪れる。クアラルンプールの街を彷徨う辰巳が出会ったのは娼婦の「リン」とその息子「ヨー」。辰巳がそこに見たものは……自分自身だった。激しい折檻、愛を拒絶する親。自分を赦せず苦しみ、人を赦せない人間の姿。辰巳はリンの姿に自分と同じ業を感じて嫌悪感を抱く。一方、悲しく暗い目をしたヨーに、辰巳は幼い頃の自分を重ね、少しづつ心を開いていく。ある日、少年が彼らの前から姿を消してしまう。男と女はそれをきっかけに、今までの自分の罪を強く意識する。そして、それらは贖罪によって救われると言う事を、共有の人物から教えられていた事を知るのだった。

解説

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(2013)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:細井尊人
    出演:桧山あきひろ/Sharifah Amani/浜田晃/三沢幸育