黒い樹海

松本清張の推理小説を映画化

笠原祥子と姉信子は二人でアパート暮しをしていた。ある日、信子は東北のおじさんを訪ねかたがた一人で旅行に出た。二日後、信子が浜松の郊外でバス事故で死んだという通知がきた。当時の模様を聞くと、信子は荷物がバスの前部に、彼女は後部に坐っていたていう。社員手帖が紛失していた。唯一の目撃者で食堂の店員斎藤常子は、すでに転職していなかった。洋子は姉の雑誌社に入社した。クリスマスの夜、同僚の町田知枝が殺された。信子は犯行現場に行き、知枝の弟となのる週刊誌記者吉井正己に会った。二人はこの殺人事件と姉の事故になにかつながりがあると感じた。祥子は姉の係の人間を調べた。美術評論家で女たらしの妹尾、妹尾と仲の悪い整形医西脇、生花家元の佐敷、画家の鶴巻、どれも臭かった。四人のクリスマスのアリバイは完全だった。

解説

松本清張の推理小説を映画化したもので、長谷川公之と石松愛弘が共同で脚色、「俺の涙は甘くない」の原田治夫が監督した。撮影は「三人の顔役」の小林節雄。

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1960)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:原田治夫
    出演:叶順子/水木麗子/藤巻潤