トム・アット・ザ・ファーム

恋人のギョームが亡くなり悲しみに暮れるトム(グザヴィエ・ドラン)は、葬儀に参列するために彼の実家の農場へ向かう。ギョームの母親(リズ・ロワ)はトムについて何も知らず、息子の恋人はサラという女性だと思い込んでいた。ギョームの兄・フランシス(ピエール=イヴ・カルディナル)は、トムとギョームの関係について嘘をつくよう強要。力に訴え言うことをきかせるフランシスに反発するトムだが、息子を失った悲しみに打ちのめされる母親を思いやり、ギョームの友人として振る舞った。さらにフランシスに言われるまま閉鎖的な田舎に留まるうちに、彼の中にギョームの姿を見るようになっていく……。

解説

「マイ・マザー」「胸騒ぎの恋人」「わたしはロランス」と、作品を発表するたびに独創的なスタイルと感性で注目を集めてきたグザヴィエ・ドラン監督が、第70回ヴェネツィア国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞したサイコサスペンス。死別した恋人の葬儀のため彼の故郷へ向かった男性が、彼の兄から強制的に引きとめられるうちに、彼ら家族や自分自身の狂気に気付いていく。ドラン監督が彼の兄の中に亡き恋人の姿を見る男性を、「灼熱の魂」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が銃乱射事件を描いた「Polytechnique」(未)に出演したピエール=イヴ・カルディナルが暴力をふるい男性を支配する亡き恋人の兄を演じる。第26回東京国際映画祭ワールド・フォーカス上映作品。

2014年10月25日より

  • 配給
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  • 製作国
  • カナダ フランス(2013)
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