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グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子

アルプスの山々に囲まれたフランスのアヌシー地方。車いす生活を送る17歳のジュリアン(ファビアン・エロー)の父ポール(ジャック・ガンブラン)は、息子とどう向き合っていいかわからず、逃げるように遠い地で働いていた。そんな父が失業して久しぶりに帰って来る。ジュリアンは父との再会に胸を弾ませるが、ポールは相変わらず口をきこうとさえしない。ジュリアンは保育所に勤める姉のソフィー(ソフィー・ド・フルスト)に愚痴りながらも、固い決意を表情に浮かべ「父さんとアイアンマンレースに出たい」と宣言する。だが若い頃にトライアスロン出場の経験を持つポールは「ムリだ」のひと言で一蹴。アイアンマンレースは、トライアスロンの中でも最難関。鍛え抜かれたスポーツマンでも過酷なレースであることを知っていたのだ。数日後、ポールはジュリアンの学校から呼び出される。息子と同じ障がいを持つ生徒たちが話をしたいと言うのだ。一人の少女が代表して、ポールに詰め寄る。「走ること、水泳、自転車。どれも皆の夢です。なぜジュリアンの夢を断るの……」ポールは彼らの真剣な眼差しに胸を衝かれ、帰宅後、自転車の改造を始めるのだった。そんな父を見て、喜ぶジュリアン。初めて見る息子の輝くような笑顔に、ポールの心もほぐれていく。二人乗りに改造した自転車にジュリアンを乗せて、さっそく練習を開始。だがレースの申込書を見つけた母クレール(アレクサンドラ・ラミー)は「息子を殺す気なの」と逆上、ジュリアンはそんな母をなんとか説き伏せる。レースまであと4ヶ月、何人ものサポーターに支えられ、練習はさらに過熱していく。水泳3.8km、自転車180km、ラン42.195km──ジュリアンとポールの二人三脚で16時間以内にゴールしないと失格になってしまう。そんな過酷なレース当日。海岸に立つ選手たちに囲まれ、視線をかわす父子。やがてスタートのピストルが鳴り、遂に本番が幕を開ける……。

解説

車いすの少年と頑固で不器用な父親がハンディキャップを乗り越えトライアスロンに挑戦、親子の絆を取り戻していく姿を描くヒューマンドラマ。監督は「エトワール」のニルス・タヴェルニエ。出演は「レセ・パセ 自由への通行許可証」のジャック・ガンブラン、「Ricky リッキー」のアレクサンドラ・ラミー、オーディションで選ばれ自身も車いす生活を送るファビアン・エロー。

2014年8月29日より

  • 配給
  • ギャガ
  • 製作国
  • フランス(2013)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト