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坑道の記憶 炭坑絵師・山本作兵衛

1892年、日本有数の石炭の生産地・福岡県筑豊地方に生まれた山本作兵衛は、炭坑夫だった父の手伝いや幼い弟の子守りのため7歳で炭鉱に入り、14歳から炭坑夫としておよそ50年間働き続けた。そして60歳を過ぎてから、子や孫に残したいという思いで炭鉱の記録画を描き始める。残した絵は1000枚以上。その記録画には絵のほかに説明がびっしり入っており、記録魔だった作兵衛は日常の些細なこともすべて記録していた。米一升の値段、運賃、そして家具など持ち物にももらった日付とメモが記されている。また、大酒飲みのエピソードも残されており、晩年でも一日1升をあけたという。来客があれば誰でも歓待していたので台所は火の車。妻のタツノは給料日前には質屋通いをしていた。1984年、作兵衛は92歳で亡くなるが、30年近くが経過した2011年、ユネスコは作兵衛の絵と日記など697点を「世界記憶遺産」に登録する。

解説

50年間炭坑夫として働き、60歳を過ぎてから炭鉱の記録画を描き始め1000枚以上の絵を残した山本作兵衛の生涯を追うドキュメンタリー。作兵衛の絵を通して当時の炭鉱社会を捉え、また作兵衛を直接知る人たちの証言から作兵衛の人物像に迫っていく。ナレーションを「あ、春」の斉藤由貴、音楽を「新・あつい壁」の小室等が担当。

2014年7月5日より

  • 配給
  • RKB毎日放送
  • 製作国
  • 日本(2013)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト