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他人の手紙

1945年から1989年の社会主義時代のポーランドでは、公安局が年間数千万通の手紙を非合法に開封し、検閲していた。40年以上にわたって実際に検閲された様々な内容の手紙と、当時の人々の生活を撮影した記録映像を通して、厳しい社会統制下におけるポーランド庶民の心情を描き出す。実際に投函されて検閲の対象になったもので、あえて著名人ではなく、市井の人々の手紙を選び、内務省が検閲官に発した指令書も朗読され、当時の閉塞した監視社会をうかがわせる。映像は手紙の内容を損ねないように、膨大なアーカイブ資料のなかから細心の注意を払って選ばれている。検閲の作業風景の映像のみ、当時の検察官の証言と文献によって緻密に再現されたものである。

解説

社会主義時代のポーランドで行われていた手紙の検閲の実態と当時の人々の暮らしを、緻密に再現された映像を交えて描くドキュメンタリー。「ワレサ 連帯の男」には、本作の制作過程で発見されたアーカイブ映像が引用されている。監督は、ヨーロッパ最優秀ドキュメンタリー映画賞など多数受賞しているマチェイ・ドルィガス。

2014年04月05日より

  • 配給
  • アルバトロス・フィルム(提供 ニューセレクト)
  • 製作国
  • ポーランド(2010)
  • ジャンル
  •  

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