太陽に灼かれて

大静粛時代のソ連を舞台に描く人間ドラマ

36年夏、旧貴族階級の青年ディミトリが住むモスクワには粛清の嵐が吹き荒れていた。革命の英雄コトフ大佐は田園地帯の避暑地“芸術家村”で若妻マルーシャとその一族、娘のナージャと共に幸福な日々を送っていた。ある日サングラスの髭面の老人が彼らを訪問。それはかつて家族同然に親交があったディミトリの変装だった。一家は再会を喜び、ナージャもすぐになつくが、大佐は彼が妻の昔の恋人だと知っていた。一家は川に遊びにいく。大佐はナージャと遊び、二人きりになったマルーシャとディミトリのあいだには昔の情熱が甦る。“毒ガス避難訓練”のドタバタ騒ぎで川遊びは中断。お茶の時間に、ディミトリはナージャ相手のおとぎ話を装いつつ自分が国外に派遣されたのは大佐の差し金だったと暗示する。午睡の最中、マルーシャは大佐と愛し合いながらディミトリのことを問う。

解説

旧ソ連映画を代表する名匠ニキータ・ミハルコフが30年代のスターリンの大粛清をテーマに、激動の時代に引き裂かれた男女の悲劇を描いた人間ドラマ。続編として『戦火のナージャ』がある。(作品資料より)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • ロシア=フランス(1994)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ニキータ・ミハルコフ
    出演:ニキータ・ミハルコフ/インゲボルガ・ダプコウナイテ/オレグ・メシーコフ