天使('37)

エルンスト・ルビッチの監督1937年作品

ロンドンからパリの旅客機に英国の敏腕な外交官フレデリック・バーカー卿の夫人マリアが乗込んでいるが、それは良人がジュネーブの国際会議に出席中、留守居の無卿を紛わさんものと良人に内緒で、パリーに住む大公爵夫人を訪問するためであった。大公爵夫人は彼女の昔からの知合で、今は紳士たちに御夫人を紹介することを職業としている。アントニー・ハルトンなる英国人が紹介状を持って、ツール街に住む大公爵夫人の許を訪れるがちょうど居合せたマリアを見て痛く心を動かされる。マリアも徒然なるままにある料理店で落合う約束をする。約束の料理店で食事を共にした2人は、いつしか愛情で堅く結び合される。男はしきりに女の名前を知りたがるが女はついに名乗らないまま、男が公園ですみれの花を買っている間に忽然と姿を消す。男は「天使、天使」と呼び続ける。

解説

古くは「ラヴ・パレイド」「陽気な中尉さん」「私の殺した男」「生活の設計」等をもって我国にも名声高き巨匠エルンスト・ルビッチの監督作品で、主演のディートリッヒは「モロッコ」「間諜X27」「真珠の首飾」等で有名である。「ブロンド・ヴィナス」「再び逢う日」「忘れられた顔(1936)」等で落着いた芸風を買われているハーバート・マーシャル及「豪華一代娘」「社長は奥様がお好き」「Gウーマン」等のメルヴイン・ダグラスとエドワード・エヴァレット・ホートン、ハーバート・マンディン、アーネスト・コサート等が助演している。

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • ドイツ(1937)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:エルンスト・ルビッチ
    出演:マルレーネ・ディートリッヒ/ハーバート・マーシャル/メルヴィン・ダグラス