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ラーメン大使

花登筐の原作を島耕二が監督したコメディ

大小さまざまな船が停泊している横浜港に着いた貨物船で中国服を着た男が日本にやってきた。王さんである。古びた頭陀袋を堤げて、感慨無量の面持ちである。二十八年前、中国で極貧の生活を送っていた王さんは、一兵卒の山川という日本人にお金を借り、今、その恩返しをしようと日本にきたのである。しかし、山川という名前だけでは探しようがない。王さんはクリーニング店の六さんや長島巡査の世話で「万来軒」に住み込み、根気よく山川さんを探すことにした。たちまち王さんは人気者になってしまった。たどたどしい日本語も人気の原因だったが、何よりも王さんのチャーシューメンがおいしかったからである。そんな間に、訪ねてみた山川さんがとんだ人違いだったりしたが、ある日、ひょんなことから百万円を盗んだドロ棒を捕えたことから、王さんは全国に紹介されることになった。ところが、ニュースを聞いて現われたのは、山川組の親分で、王さんに金を貸したという。

解説

「日本一のマジメ人間」の花登筐の原作を、自身と、「兵隊やくざ大脱走」の舟橋和郎が共同で脚色し、「処女受胎」の島耕二が監督したコメディ。撮影は「わが愛を星に祈りて」の渡辺徹。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1967)
  • ジャンル
  • コメディ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:島耕二
    出演:フランキー堺/船越英二/高毬子/星ひかる