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大阪ど根性物語 どえらい奴

鈴木則文が監督した喜劇

父を亡くした天涯弧独の勇造少年は、一人で大八車に粗末な棺桶を乗せ火葬場に向った。斉場で葬儀屋駕花に手ひどい仕打ちをされている勇造を見た葬儀屋駕為の親分為次郎は、事の仔細を知り毛槍を振って勇造の父を手厚く送った。当時の葬式は、遺体を駕篭に乗せ、大名行列よろしく、盛大にとり行うのが礼儀とされていた。これが縁となり、勇造は駕為にひきとられた。一方駕花は、折から行われた明治天皇御葬儀の参列を誇大宣伝し、大阪の葬式屋界を牛耳ろうとしていた。老舗を自負する一徹者の駕為は、この行為を快く思わなかった。勇造も次第に商売に慣れ、仕事熱心が認められ、為次郎も一人娘美津も心惹かれるのだった。時は第一次世界大戦たけなわで、世は不況の波に覆われ、駕為も例外ではなかった。勇造は自動車で運送屋を営む蜂谷の繁昌ぶりにヒントを得、奴道中の葬列の近代化を為次郎に説くが、一徹者の為次郎に叱責され勘当された。

解説

長谷川幸延原作“冠婚葬祭”より、「股旅 三人やくざ」の中島貞夫と鈴木則文が共同で脚色、新人鈴木則文が監督した喜劇。撮影は「バラケツ勝負」の川崎新太郎。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1965)
  • ジャンル
  • コメディ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:鈴木則文
    出演:藤田まこと/曽我廼家明蝶/富司純子/長門裕之