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ドリトル先生不思議な旅

西イングランドの美しい港町パドルビイ。そこに住むドリトル先生(レックス・ハリソン)は動物の言葉を理解する不思議な医師。ネコの餌売りマシュウ(アンソニー・ニューリー)やトミー少年は先生の大ファンである。ある日、近眼の馬に、メガネをかけたことから、馬の持主ベロウズ将軍が姪のエンマ(サマンサ・エッガー)をつれてどなりこんできた。大騒ぎのあげく将軍は退散したがエンマはドリトル先生に親しみをおぼえた。ところで先生はかねがね冒険旅行に出たいと思っていたが、旅費がない。そこへ友人から、珍しい双頭のラマが送られてきた。先生はこれをサーカスに売って人気者に仕たてあげ、旅費を作った。その頃、夫恋しさのあまりノイローゼ気味のアザラシを診察した先生は、そのアザラシをショールで人間に変装させ海に放してやった。ところが、それを目撃した人がいて、先生は殺人犯にされてしまい、法廷に立たされた。犬の証言で、無罪になったものの、すっかり気違い扱い。さて、いよいよ先生は帆船を買って、大冒険旅行に出発。同乗したのはマシュウとエンマ、それにたくさんの動物たち。旅行の楽しさも束の間、大嵐に会い船は難破、一行はイルカの案内で原住民の住む島へ。島でも先生は動物の診察に余念がない。そしてクジラを呼んで島をアフリカ大陸まで押させることに成功した。その地で先生は、風邪をなおしてやった大カタツムリから、お礼として、自分が潜水艦になって、故郷の町へ送りとどけましょう、と申し出られた。先生はエンマたちだけを帰し、自分は残った。故郷の町は、先生を気違い扱いするからだ。そこへ、かつて助けてやったアザラシが夫妻でやってきた。故郷の町も大分かわり、先生の帰国を待っているとのことだ。先生は、満月の夜に月へ向かって飛ぶという“大月蛾”に乗って帰国の途についた。この次は月世界へ旅行しようと思いながら……。

解説

ヒュー・ロフティングの童話『ドリトル先生・航海記』を、「いつも2人で」で作詞を担当したイギリス芸能界の才人レスリー・ブリッカスが脚色・作詞・作曲し、「ミクロの決死圏」のリチャード・フライシャーが監督したミュージカル・ファンタジー。撮影は「コレクター」のロバート・サーティース、音楽監督はライオネル・ニューマン、振付はブロードウェイの俊鋭ハーバート・ロスが担当した。出演は「マイ・フェア・レディ」のレックス・ハリソン、「歩け!走るな」のサマンサ・エッガー、イギリスの舞台人アンソニー・ニューリー、「砲艦サンパブロ」のリチャード・アッテンボローほか。製作は「何という行き方!」のアーサー・P・ジェイコブス。

1967年12月15日より

  • 配給
  • 20世紀フォックス映画
  • 製作国
  • アメリカ(1967)
  • ジャンル
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  • スタッフ・キャスト