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戦争と一人の女
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戦争と一人の女

戦争と一人の女

戦争の不条理とエロスを描く坂口安吾の世界

太平洋戦争が泥沼化する中、作家は飲み屋の女と一緒に住む事にする。その女は幼少時代に遊郭に売り飛ばされ、数知れない男の相手をする中、不感症になってしまった。どうせ戦争で死ぬという絶望と虚無感の中、ただひたすらに体を求め続ける。一方、中国戦線で右腕を失った男は、戦場での精神的後遺症から性行為ができなくなっていた。ある日、焼け跡で数人の男に襲われている女を見つけ、その光景に興奮している事に気付いて…。

解説

坂口安吾の小説「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」を映画化した本作は、太平洋戦争末期の東京を舞台に、不感症の女、日本に絶望する虚無的な小説家、そして戦場で受けた精神的後遺症に苦しむ帰還兵─そんな、時代に翻弄された男女三人の運命を描いた官能文芸ドラマ。これが初メガホンとなったのは、故・若松孝二監督の下で映画作りを学んだ井上淳一。人間の根源=エロスに迫りながら、戦争の不条理に鋭く迫る、“戦争シーンのない戦争映画”。ヒロインを演じるのは、主演の『月とチェリー』『ユリ子のアロマ』といった映画はもちろんの事、ドラマ「時効警察」などで強烈な存在感を発揮している江口のりこ。本作では、彼女の個性が際立っている。

2013年4月27日よりテアトル新宿にて

  • 配給
  • ドッグシュガームービーズ
  • 製作国
  • 日本(2012)
  • ジャンル
  • 戦争 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:井上淳一
    出演:江口のりこ/永瀬正敏/村上淳/柄本明

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(C)戦争と一人の女製作運動体