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社長三代記

松林宗恵が監督したサラリーマンもの

福島電機工業は創立十周年を迎え、関西から初代社長未亡人ヨネと末娘トメ子も列席して、折しも盛大な祝賀会が催されていた。ヨネ未亡人の前に出ると、口も八丁、手も八丁の二代目社長啓太郎も子羊のよう。席上、トメ子が撮影した8ミリ映画が映写された。先代にドナられてペコペコしている啓太郎の惨めな恰好が写し出され、見入る社員達は笑いをこらえるのに苦労するといった有様。そんな中にあって、大場営業部長だけは、先代の姿が出て来ると、こみ上げる涙を押さえることが出来ないといった態である。その様子は、ヨネ未亡人をいたく感激させてしまった。さて、啓太郎は技術提携のため近々渡米する予定である。留守居をさせる厚子夫人のために、彼は休日の一日位は同伴で買物に出掛けねばならない。彼はこの役を秘書課長の長谷川に命じた。そして自分は止むを得ぬゴルフの大会があると偽って新橋芸者梅千代の許へ参じた。

解説

「サザエさんの青春」の笠原良三の脚本を「青い山脈(1957)」「続青い山脈」のコンビ、松林宗恵が監督、小原譲治が撮影したサラリーマンもの。主演は「猫と庄造と二人のをんな」の森繁久彌、「続々大番 (怒涛篇)」の加東大介、「続サラリーマン出世太閤記」の小林桂樹、「青い山脈(1957)」の司葉子、「青春航路」の雪村いづみ、団令子、扇千景、それに越路吹雪、中田康子、トニー・谷など。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1958)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:松林宗惠
    出演:三好栄子/雪村いづみ/森繁久彌/越路吹雪