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サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ

サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ

フィルムがなくなる? 映画の未来を考える

およそ100年間の間、映画の記録フォーマットはフィルムだった。しかしデジタル技術の発達によって、現在は編集から撮影の現場に至るまでフィルムは消えつつある。本作はキアヌ・リーブスを案内役に、現在第一線で活躍する映像派の監督や撮影監督たちへ、フィルムかデジタルか、そしてフィルムは消えて行くのかを問うドキュメンタリーだ。推進派のジョージ・ルーカスから今もフィルムにこだわるクリスファー・ノーランまで、肯定派、否定派、中間派、それぞれの意見が並ぶ。はたしてフィルムはなくなるのか。

解説

音楽を聴く媒体がLPレコードからCDに替わったとき、市場だけでなく聴く側にも大きな変化が訪れた。そしていまやCDも古い媒体となりつつある。それと同じような変化が、いま正に映画界に押し寄せている。初期のデジタルシネマは、ドキュメンタリー風の荒々しい画像が特徴で、美しく繊細な画像ではフィルムにはかなわないと思われていた。ところがここわずか数年でカメラの性能が飛躍的にアップし、フィルムとの差が次第になくなっていく。それまで導入に躊躇していた監督たちも、次々とデジタルへと移行して行く。皮肉なことに、技術が高くなればなるほどフィルムに近くなり、観客はそれがデジタルであることに気づかなくなる。このドキュメンタリーは、フィルムという文化が消え去る寸前の、まさに過渡期である“いま”を切り取った見応えのある作品だ。

2012年12月22日より渋谷アップリンク、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開

  • 配給
  • アップリンク
  • 製作国
  • アメリカ(2012)
  • ジャンル
  • ドキュメンタリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:クリス・ケニーリー
    出演:キアヌ・リーブス/マーティン・スコセッシ/ジョージ・ルーカス/ジェームズ・キャメロン/デヴィッド・フィンチャー/デヴィッド・リンチ/クリストファー・ノーラン

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