恋の片道切符

ヒットソングを背景に描く青春映画

和製プレスリーと騒がれるほどの人気歌手上野を育てあげたのは吉永プロのマネージャー衛子である。彼女はある日、職にあぶれていたバンドマンの健二を拾ってやった。健二はその帰り、陸橋にたたずんでいる光子という女に声をかけた。事情があって家に帰れないという光子を、健二は自分のアパートへ連れていった。翌日、健二は光子を連れ衛子の事務所を訪れた。光子の働く場所も頼んだ。衛子は健二を著名な楽団に推薦してくれた。来合わせていたミュージック・ホールのマネージャー丸岡は、光子にヌード・ダンサーとして舞台に立たないかと誘った。光子は引き受ける決心をした。−−衛子は上野と関係をもっていた。しかし、上野はそんな生活にあきていた。彼は巴里座で訓練を受けている光子を誘い出した。それを見ていた衛子は、上野を引きとめておく力が自分にないのを感じ、丸岡と相談して上野と光子を結びつけようと考えた。丸岡が光子に、上野とつき合ってくれとクドいた。

解説

新人第一回の篠田正浩の脚本・監督によるもので、ヒットソング“恋の片道切符”を背景に描く青春映画。篠田監督は昭和六年生れ、岩間鶴夫・原研吉・中村登らに師事した。撮影は「断崖に立つ女」の小杉正雄。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1960)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:篠田正浩
    出演:小坂一也/牧紀子/平尾昌晃/鳳八千代