五人の突撃隊

井上梅次が監督した戦争映画

昭和十九年五月、ビルマ最前線の日本軍は、インパール攻撃を目前に控えていたが、すでに弾薬はつき、食糧はなく、その上恐しい雨季が迫ってきていた。野上大隊長は、旅団司令部に物資の補給を要請した。事情を知った曽根旅団長は、作戦会議で撤退を主張したが、かえって第一線の指揮を命ぜられた。曽根は、副官に野上少尉を任命し、野上大隊へ赴任した。士官学校を出たばかりの野上は、父の野上大隊長が優柔不断なため進撃をためらっているという噂を聞き、不満に思っていた。橋本上等兵と杉江一等兵は上官を上官とも思わないような兵隊だった。曽根は、胸中、撤退を決意した。だが、そのことを敵に知られてはならない。敵前衛部隊への攻撃、地雷原の爆破作業と小さな攻撃が続けられた。橋本上等兵が、前の戦闘でかく座させた敵戦車を迎え撃つという計画が進められ、野上少尉、橋本上等兵、杉江一等兵の他、庄司一等兵と小林一等兵が選ばれ戦車の修理作業にかかった。作業中、野上と杉江の間に険悪な対立が続いた。戦車はほんの少し動いただけだった。撤退命令が下った。

解説

「時の氏神 新夫婦読本」の舟橋和郎と「手錠にかけた恋」の星川清司の共同脚本を、「女は夜化粧する」のコンビ井上梅次が監督し、中川芳久が撮影した戦争映画。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1961)
  • ジャンル
  • 戦争 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:井上梅次
    出演:本郷功次郎/川口浩/藤巻潤/川崎敬三/大辻伺郎/山村聡