月形半平太('61)

マキノ雅弘が監督した橋蔵の半平太もの

動乱の幕末、京都に潜入した勤皇の志士たちは、奥平文之進のひきいる見廻組の隊士に倒されていった。藤岡九十郎を中心とする長洲藩士は奥平をつけ狙いチャンスをうかがっていたが、一人月形半平太のみは、無益な殺生をいましめ、桂小五郎と薩長連合に努力を傾けていた。そんな半平太を“犬侍”“腰抜け侍”と面罵する同志さえあった。ある日、千切屋で桂と密談中を、半平太は見廻組に襲われた。斬られた千切屋の家族の姿を見て、半平太は「町人までも殺すとは−−」と怒りの言葉を投げつけた。見廻組の隊士早瀬辰馬はこの言葉にうたれた。危地を脱した半平太は、祇園“かね庄”ののれんをくぐった。名妓梅松とのこまやかな心の交流だけが半平太の憩いだった。同じ頃、隣の“今市”では奥平と芸妓染八が盃をかわしていた。

解説

行友李風の原作を、「月の出の血闘(1960)」の伊藤大輔が脚色し、「江戸っ子肌」のマキノ雅弘が監督した橋蔵の半平太もの。撮影も「江戸っ子肌」の吉田貞次。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1961)
  • ジャンル
  • 任侠/時代劇 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:マキノ雅弘
    出演:大川橋蔵/丘さとみ/青山京子/西崎貢子/高田浩吉/里見浩太朗