南の風と波

港に起った機帆船遭難事件を題材に映画化

南の果ての小さな漁村。人々はその日ぐらしの漁と、大阪方面への機帆船で細々と生活を立てていた。夏の盛りもすぎて盆を迎える頃、機帆船太平丸が帰港した。雇われ船長の栄吉は、妻の富子、姑のマスノ、そして三人の子供たちに囲まれ、一家団らんの時を過した。機関長の峰男は、妻の道子、赤児の千恵子、母親のたつ、仲仕をしている弟の英次、太平丸乗組員恒男との、親兄弟六人暮し。同じく乗組員の順平は、祖父の駒治との二人暮し。順平には加代という恋人が待っていた。だが、順平は恒男ら仲間たちと酒を飲み、そのまま女を買いに町へ行ってしまった。

解説

四国西南端の小さな港に起った機帆船遭難事件を素材としたもので、中島丈博との共同脚本を、橋本忍が「私は貝になりたい」に次いで監督した。撮影は「接吻泥棒」の中井朝一。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1961)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:橋本忍
    出演:西村晃/新珠三千代/飯田蝶子/多田道男