日本の夜と霧

全学連と学生運動を描く青春編

霧の深い夜、新安保闘争で結ばれた野沢晴明と原田玲子の結婚式が行われた。野沢はかつて破防法時代には学生運動の指導をし、今は新聞記者をしている。六・一五の夜、野沢は傷ついた玲子と北見を介抱する後輩の太田に会った。北見は十八日夜、国会に向ったまま消息を絶った。−−式場には仲人の宇田川夫妻、破防法では共に火焔ビン闘争に参加した友人の中山・美佐子夫妻らが出席した。太田は同志である北見の失踪をよそに、幸せな生活に入ろうとする玲子をなじった。太田には六・一五の逮捕状が出ていた。ハンガリー民謡を歌う色眼鏡の青年が入って来た時、式場からは結婚の幸せな空気は消えた。

解説

「太陽の墓場」のコンビ大島渚と石堂淑朗のオリジナル・シナリオを、大島渚が監督した、全学連と学生運動を描く青春編。撮影も同じく「太陽の墓場」の川又昂。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1960)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:大島渚
    出演:渡辺文雄/桑野みゆき/津川雅彦/味岡亨/左近允宏