「赤坂の姉妹」より 夜の肌

高級バーを舞台に三人の姉妹の生き方を描く

信州から上京した鳴海冬子は姉を頼って赤坂を訪れた。姉の夏生はバー「しいの実」のマダムだった。次の姉秋江も一緒に働いていた。冬子もその日から「しいの実」で共に暮すことになった。阿久井モーターズの副社長阿久井、女給ブローカーの田辺等々が夏生に接近していた。そんな姉の態度に批判的な秋江は、田辺と恋仲だった。「しいの実」は夜の赤坂に頭角を現わし、今ではパトロン格の料亭「照井」の女給せいにもひそかに恐れを抱かせるほどになった。阿久井が「しいの実」でクラス会を開いた晩、級友山脇に三百万円入りの鞄をまちがえて渡したことから夏生は秋江の不注意を責め、二人は対立した。弁済するという夏生に阿久井は三百万円の小切手を渡すが、鞄の持主が分って解決した。阿久井は「しいの実」の拡張資金にと改めてその小切手を渡した。

解説

赤坂の高級バーを舞台に三人の姉妹の生き方を描いたもので、由起しげ子の『赤坂の姉妹』を、八住利雄・柳沢類寿・川島雄三の三人が脚色し、「夜の流れ」の川島雄三が監督した。撮影は「秋立ちぬ」の安本淳。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1960)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:川島雄三
    出演:淡島千景/新珠三千代/川口知子/伊藤雄之助/田崎潤/フランキー堺