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日本春歌考

大島渚が監督した異色の風俗ドラマ

豊秋は広井や丸山たちと共に大学受験のため上京してきた地方の高校生である。彼は試験場で見た女の印象から“チャタレイ夫人”を想い浮べ、性欲を感じた。女生徒の名は藤原眉子といい、ベトナム戦争反対の署名を集めていた。試験の終った後、街へ出た豊秋たちはなんとなく建国記念日反対のデモに加わったがそこで、かつて彼らの教師で、いま大学のドクターコースに学んでいる大竹と彼の恋人高子を認めた。豊秋たちは高子の白い脚を見ていっそう性欲を刺激され、デパートで助けた万引女をホテルに誘ったが失敗した。

解説

添田知道が性に関する俗歌を収集した「日本春歌考」(カッパブックス)に題名を借りて、「白昼の通り魔」の田村孟、「忍者武芸帳」の佐々木守と大島渚、それに十九歳の新人田島敏男が共同でシナリオを執筆、大島渚が監督した異色の風俗ドラマ。撮影はやはり「忍者武芸帳」の高田昭。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1967)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:大島渚
    出演:荒木一郎/岩淵孝次/串田和美