女ばかりの夜

田中絹代が監督した社会ドラマ

昭和三十三年、売春防止法が施行された。巧みに法の網の目を潜って春を売る女は、依然として後を断たなかった。しかし、警察のきびしい取締りで検挙された彼女たちは、強制的に厚生寮か補導院へ送られ、そこで一定の補導期間を終えて更生への途に踏み出すのだが、彼女たちを迎える社会は意外に冷たく、想像できない困難が待ち受けていた。白菊婦人寮もそうした施設の一つで、邦子、チエ子、亀寿、小雪ら三十三人の女が収容されていた。彼女たちは、野上、北村、岡田など数人の寮母の熱心な指導のもとで、規律ある毎日の生活を送っていた。

解説

梁雅子の『道あれど』を原作に「女ごころ」の田中澄江が脚色、「流転の王妃」の田中絹代が監督した社会ドラマ。撮影は「別れて生きるときも」の中井朝一。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1961)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:田中絹代
    出演:原知佐子/北あけみ/浪花千栄子/富永美沙子/田上和枝