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妻二人

増村保造が監督した風俗もの

作家志望の夢を捨てた健三は愛人の順子と別れ、婦人雑誌社の社長永井の長女道子と結婚したが、ある夜何年かぶりに順子に会った。彼女は文学青年の小林を養い、健三で果せなかった夢を追っていた。順子の部屋を訪ねた健三は拳銃を見つけたが、それは彼女が乱暴な小林から身を守るためのものだった。順子と健三の過去を知った小林は金目当てに道子の妹利恵に近づき、強引に順子と手を切った。道子が小林の人柄が嫌いで二人の結婚に反対すると、小林は健三と順子の過去を道子に知らせ、さらに永井と美佐江の情事、会社の会計係で美佐江の夫井上が横領していることも公表すると脅迫したのだ。誠実と清潔をモットーとする会社にとって、大きなスキャンダルである。道子はその夜大阪出張を口実に家をあけて自分のマンションを見張るうち、田舎へ帰る旅費を健三に頼みに来た順子を見て小林の言葉を確かめた。そして順子の部屋で小林に会い、口止め料として大金を渡した。

解説

パトリック・クェンティンの原作を「酔いどれ波止場」の新藤兼人が脚色し、「赤い天使」の増村保造が監督した風俗もの。撮影は「兵隊やくざ 俺にまかせろ」の宗川信夫。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1967)
  • ジャンル
  • ドラマ 

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