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オレンジと太陽
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“児童移民”の真実を描いた感動作

イギリス・ノッティンガムでソーシャルワーカーとして働くマーガレットは、ある日、見知らぬ女性から「自分の出自を調べてほしい」と訴えられる。聞けば、幼い頃に子どもだけで船に乗せられオーストラリアに送られたという。最初はその話を信じられなかったマーガレットだったが、調査を始めると、イギリスが児童施設などに入った子どもたちを、福祉の名のもとに密かにオーストラリアに送っていたことが判明する…。

解説

イギリスの名匠ケン・ローチを父に持つジム・ローチの長編初監督作である本作は、イギリスで1970年まで行われていた「児童移民」の実態を明らかにした女性活動家、マーガレット・ハンフリーズの実話を基にした物語だ。親から引き離された施設の子どもたちを強制的に移住させ、過酷な環境で労働させるという実態の「児童移民」。マーガレットは、事実を隠そうとする組織の圧力に負けずに、イギリスにいる子どもたちの親を探し出すために奔走する。演じる実力派女優エミリー・ワトソンの真摯な姿が、観る者の胸を深く打つ。埋もれた歴史に光を当て、優しい眼差しで傷ついた人々を見つめるジム・ローチ監督。その姿勢は偉大な父と似ている。

2012年4月14日より岩波ホールほか全国にて順次公開

  • 配給
  • ムヴィオラ
  • 製作国
  • イギリス=オーストラリア(2010)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ジム・ローチ
    原作:マーガレット・ハンフリーズ
    脚本:ロナ・マンロ
    出演:エミリー・ワトソン/デイヴィッド・ウェナム/ヒューゴ・ウィーヴィング

公式サイトはこちら

(C)Sixteen Midlands (Oranges) Limited/See-Saw (Oranges) Pty Ltd/Screen Australia/Screen NSW/South Australian Film Corporation 2010