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孤島の王
孤島の王
孤島の王

孤島の王

孤島の少年施設で起きた実話を基に映画化

1915年、ノルウェーのバストイ島に元船乗りの少年エーリングが送還されてきた。この島には非行少年の矯正施設があり、院長の厳格な指導のもと、過酷な環境下で少年たちが暮らしていた。反抗的なエーリングのお目付け役に、卒院が近い模範生のオーラヴが命じられるが、エーリングは着々と脱走の準備を始める。性格も考え方も異なる2人だが、次第に心を通わせるようになっていった。そしてエーリングは脱走するが…。

解説

主人公エーリングが模範生オーラヴに繰り返し語る鯨の話がある。銛を3つも打ち込まれながら、船と乗組員を翻弄する大きな鯨。規律で少年たちを従わせようとする院長や看守たちに、エーリングは不屈の意志で立ち向かっていく。脱走に失敗してもあきらめないその姿に、オーラヴ、そして彼を最初は敵対視していた少年もひかれていく。脇役にいたるまで少年たちの眼差しが素晴らしい。内なる怒りを宿し、時には大人の偽善を見抜く目。そして少年たちの忍耐が頂点に達したとき、反乱が起こる。鯨はその命を終える前に、船乗りや船長を飲み込んでいった。本作は悲劇かもしれないが、重苦しいだけでなく友情や希望も描かれている。

2012年4月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開

  • 配給
  • アルシネテラン
  • 製作国
  • ノルウェー=フランス=スウェーデンほか(2010)
  • ジャンル
  • スリラー/サスペンス 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:マリウス・ホルスト
    出演:ステラン・スカルスガルド/クリストッフェル・ヨーネル/ベンヤミン・ヘールスター/トロン・ニルセン

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