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一刀斎は背番号6

五味康祐の原作を木村恵吾が脚色・監督した野球映画

後楽園の大毎・西鉄の試合開始前、素人ホームラン競争が行われた。両チームの混成軍が守備についた。投げるピッチャーは稲尾。ホームランの賞金は五万円。出場する素人バッターは次々と三振に打ちとられた。その時、総髪、無精髭、服装は垢染みた羽二重藤紫の紋付、ネズミ色になった白木綿の袴を着た男が、バットを大刀でも掴むようなかっこうで、ボックスに入った。驚いたことにその男は、稲尾の剛速球を見事左翼スタンドにたたきこんだ。この男こそ、一刀流十七世正嫡伊藤一刀斎敏明であった。一刀斎は奈良の山奥で一刀流の修業をつみ、陽炎の秘剣を会得し、上京して合気道の使い手歌垣老人と試合するために上京したのだった。

解説

小説公園に連載された五味康祐の原作を、「吹雪と共に消えゆきぬ」の木村恵吾が脚色・監督した野球映画。撮影は「都会の牙」の中川芳久が担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1959)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:木村恵吾
    出演:菅原謙二/仁木多鶴子/叶順子/菅井一郎/浦辺粂子/小林勝彦/滝田裕介