野菊のごとき君なりき('66)

富本壮吉が監督した文芸もの

老人は、六十年前に過ぎ去った、ほのかに若く、そして甘い青春の想い出にひたっていた。−−ゆったりとした川の流れる平和な里で、いとこ同士の政夫と民子は、まるで姉弟のようにして育った。民子が十七歳、そして政夫が十五歳の秋。民子は、村一番の旧家の女主人である、病身の政夫の母の看病に、数里離れた川下の町からやって来ていた。二人は幼いころと同じように、ふざけ合い、楽しく語り合った。

解説

伊藤左千夫の原作を「香華」の木下恵介が脚色、「妻の日の愛のかたみに」の富本壮吉が監督した文芸もの。撮影もコンビの小原譲治。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1966)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:富本壮吉
    出演:大楠道代/太田博之/楠田薫/川津祐介/原知佐子