本陣殺人事件

地方の由緒正しい旧家で行った“密室殺人”を描いた推理映画

三方を山に囲まれた小集落。広大な敷地を持つ一柳家はこの地方きっての旧家で、江戸時代からの宿場の本陣であった。あの恐しい事件があった当時、一柳家の邸内に住んでいたのは次の人々である。先代の未亡人の糸子刀自。長男の賢蔵。彼は京都の大学を出て講師を務めていたが、健康を害し郷里にひきこもった。近代哲学に関する著書もある賢蔵が、40歳まで独身だったのは、勉学のためだけではなく、彼の眼鏡にかなう女性がいなかったからだった。賢蔵のすぐ下の妹と弟は当時外地におり、その下には三男の三郎と次女の鈴子がいた。三郎は兄弟中の不作で、ひたすら探偵小説に熱中しており、鈴子は腺病質で、知能も遅れていたが、決して低能、白痴ではなく、殊に琴は名手だった。

解説

横溝正史の同名推理小説の映画化。脚本・監督は「餓鬼草紙」の高林陽一、撮影は「子連れ狼 冥府魔道」の森田富士郎がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1975)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:高林陽一
    出演:田村高廣/高沢順子/新田章/東龍子/加賀邦男/水原ゆう紀/三戸部スエ/小林加奈枝/石山雄大