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不信のとき

有吉佐和子の小説を今井正が監督した作品

ある商事会社の宣伝部員浅井は、子供がないこと以外なんの不満もない生活を送っていた。だが結婚生活も十年、何か新しい刺激を求めていた。そんなある日浅井は、取引先の印刷会社の小柳社長に誘われて、バー“ジョルダン”に行った。そこのホステス、マチ子の、洗練された着物趣味は、デザイナー浅井の心をつかむのに十分だった。店がはね、マチ子をアパートに送った浅井は、激情のおもむくまま、彼女を抱いた。一方、小柳老人もヌードスタジオの少女マユミに惹かれ、老いらくのアバンチュールを楽しんでいた。そんなある晩、浅井は小柳の招待で、妻道子を伴ない、料亭からクラブへと足をのばした。道子は書家としてその名を知られていたが、浅井から見れば、所詮古典的なイメージの強い女性だった。だが、あでやかに振舞う道子は、浅井に新鮮な印象を吹き込んだ。

解説

有吉佐和子の小説「不信のとき」を「育ちざかり」の井手俊郎が脚色し、「砂糖菓子が壊れるとき」の今井正が監督した。撮影は「大悪党」の小林節雄。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1968)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:今井正
    出演:田宮二郎/岡田茉莉子/柳渉/若尾文子/中野ひろみ