愛の奴隷('76)

革命に揺れ動く混乱のロシアを舞台に人形のように生きる女優が新しい時代に目ざめ、人間としての自分を自覚してゆく姿を描く

1918年のロシア。ロシア革命の余波は映画界にも及んでいた。しかし内容は相変らず“泥まみれのバラ”“ギロチン台の娘”といった安易なメロドラマが多い。監督のカリャーギン、プロデューサーのユジャコフ、女優のオリガらは政治には無関心。革命のモスクワから遠く離れて南部の黒海沿岸の小さな港町で撮影を続けている。しかし、現場はフィルムが届かなかったり、共演男優がモスクワから到着しなかったりで、人気女優であるオリガは苛立ちぎみだ。混乱のスタッフ連の中にただ一人冷静な男がいた。カメラマンのポトツキーだ。彼は密かにオリガを愛しており、そのことにオリガも気づきはじめていた…。

解説

監督は「オブローモフの生涯より」のニキータ・ミハルコフ、脚本はフリードリフ・ゴレンシュテインとアンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー、撮影はパーヴェル・レベシェフ、音楽はエドゥアルド・アルテミエフ、美術はアレクサンドル・アダバシャンとアレクサンドル・サムレキン、衣裳はA・ブドニコワが各々担当。出演はエレーナ・ソロヴェイ、ロジオン・ナハペトフ、アレクサンドル・カリャーギン、オレーグ・バシラシヴィリ、コンスタンチン・グリゴーリエフ、ニコライ・パストゥーホフ、ニキータ・ミハルコフなど。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • ソ連(1976)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ニキータ・ミハルコフ
    出演:エレーナ・ソロヴェイ/ロジオン・ナハペトフ/アレクサンドル・カリャーギン/オレーグ・バシラシヴィリ/コンスタンチン・グリゴーリエフ