そして僕は恋をする

モラトリアム青年の人生模様と恋愛を描いた群像劇

ポール、29歳。高等師範学校で哲学を修めたエリートのはずだが、もう何年も博士論文を出せないまま、講師の座に安住してすでに数年。さらに、相性のよくない恋人エステルと、ズルズルと10年間も交際中。同居している従兄弟のボブと彼が現在つきあっているパトリシア、親友のナタンとその恋人シルヴィアといういつものメンバーで食事。エステルは大遅刻。一同はシルヴィアの兄ジャン=ジャックの家のパーティーに。ポールは彼と同棲しているヴァレリーに出会う。ポールは二年前、ナタンにシルヴィアを紹介されたときから、彼女にひかれていた。ポールはナタンにかくれてシルヴィアと付き合うが、お互いにナタンへの気兼ねからなかなか先に進まない。ヴァレリーが彼に電話してきて、自分の論文の指導教官になってほしいという。ナタンの忠告も虚しく、積極的な彼女はどんどん彼の生活に侵入していってしまい…。

解説

監督は「魂を救え!」の新鋭アルノー・デプレシャンで、彼の長編第2作だが、本作が日本では先に公開された。製作はパスカル・コシュトーとグレゴワール・ソルレ。脚本はデプレシャンとエマニュエル・ブルデュー。撮影のエリック・ゴーティエ(「イルマ・ヴェップ」)、音楽のクリシュナ・レヴィ、美術のアントワーヌ・プラトー、編集のフランソワ・ジェディジエはいずれも前作「魂を救え!」に引き続き参加。出演は本作で96年度セザール賞最優秀新人男優賞を獲得したマチュー・アマルリック、「哀しみのスパイ」のエマニュエル・ドゥヴォス、「百一夜」のエマニュエル・サランジェ、「パリでかくれんぼ」のマリアンヌ・ドゥニクール、「プレタポルテ」のキアラ・マストロヤンニほか。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • フランス(1996)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:アルノー・デプレシャン
    出演:マチュー・アマルリック/エマニュエル・ドゥヴォス/エマニュエル・サランジェ