続・我が闘争/勝者と敗者

記録映画「わが闘争」の続編。ニュールンベルク国際裁判でさばかれたナチ指導者たちの恐るべき罪業を追及している

一九四五年五月、ナチス・ドイツの運命は終りを告げた。ヒトラーの第三帝国はもろくも崩れ去り、二千万ないし三千万の尊い人命がこの戦争で失われていった。人類の歴史が始まって以来、最大の流血であった。今や、この戦争の犯罪者たちはその責任をとらねばならない。総統アドルフ・ヒトラー、宣伝大臣ゲッベルス、親衛隊総司令官ヒムラーはいずれもみずからの運命を知って自殺していった。が、その他のナチス幹部、ゲーリンク、カイテル、ヨードル、リッベントロップたちは連合軍に捕えられ、ニュールンベルク裁判にかけられることになった。彼らに対する主要な起訴事実は、第一に侵略戦争、第二に戦争捕虜の虐待と殺害ならびに無差別破壊行為に関するもの、第三に一般市民の殺害、根絶、奴隷化、ならびに追放ないしは政治的、民族的な迫害に関するものであった。

解説

記録映画「わが闘争」の続編。前作ではナチス・ドイツの歩みとその残酷な非人間性を明らかにしたが、今回はさらにニュールンベルク国際裁判でさばかれたナチ指導者たちの恐るべき罪業を追及している。しかもこの映画の六〇パーセント以上は、今までにまったく公開されなかったフィルムによるものであり、特にダハウ、ブッヘンワルト、ベルゼン、アウシュヴィッツなどの強制収容所における大量虐殺の記録など、眼をおおわしめる。製作は前回のトーレ・ショーベルイで、編集はショーベルイ、イングマール・エーベ、エリック・ホルムの三人。スクリプトはエリック・ホルム。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • スウェーデン(1961)
  • ジャンル
  • ドキュメンタリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 製作:トーレ・ショーベルイ