実録三億円事件 時効成立

昭和43年12月10日に発生した“三億円事件”をヒントに、架空の犯人像を想定して犯行を再現する

博奕好きで、女にだらしない西原房夫は証券会社の運転手をしていたが、会社の金四百万円を横領し、競馬につぎ込んでしまった。だが、横領が会社にバレて警察に突き出されるところを、情婦の向田孝子がダイヤの指輪と土地を売り、金を返済してくれたので、刑務所行きはまぬがれた。その後、二人は同棲生活を送るが、借金に追われる苦しい状態が続いた。昭和43年7月、多摩農協に再三の脅迫状が舞い込んでいた。送り主は西原である。この脅迫状は警察をあざむくためのカモフラージュで、彼は42年12月から三億円強奪の準備を始めていた。そんなある日、西原の態度に不審を覚えた孝子は、彼から日本信託銀行国分寺支店から東芝工場に輸送される三億円の強奪計画を聞かされた。月賦屋に追われる生活に嫌気がさしていた孝子は、西原と行動を共にする決心をした。

解説

原作は清水一行の『時効成立』。脚本は「新幹線大爆破」の小野竜之助、監督は「爆発!暴走族」の石井輝男、撮影は「男組 おとこぐみ」の出先哲也がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1975)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:石井輝男
    出演:小川真由美/岡田裕介/絵沢萠/滝沢双