ジプシーは空にきえる

東ヨーロッパのカルバチア地方を舞台に、さすらいと屈従の運命に生きたジプシーたちの魂を描く

20世紀初頭の東ヨーロッパのカルバチア地方では、ジプシーたちが漂泊の旅を続けていた。そんな群れの中の一人、馬泥棒のゾバールは、馬を愛し自由を謳歌する若者だった。その夜も軍隊の兵舎から馬を盗み出し、それを地主に売りつけた。翌朝、そのことが軍の将校たちに発覚し、乱闘のすえ負傷したゾバールは森に逃げこんだ。熱にうなされたゾバールの眼の前に現われたのは黒い瞳の魅惑的な娘、ラッダだった。ラッダは傷の手当てをすると、いずこともなく去って行った。町の市場でゾバールは鶏を盗んで捕まりそうになったブーチャを救い出した。そのころラッダは地主に見染められるが、見向きもしていなかった。ブーチャのキャンプに招かれたゾバールは、そこでラッダと再会した。人々は誰しもラッダのことを“魔女”だと噂していたが、ゾバールは、ラッダに魅かれていった…。

解説

ジプシー伝説をモチーフにしたマクシム・ゴーリキーの処女作「マカール・チュドラー」を基に監督のエミーリ・ロチャヌーが脚色。撮影はセルゲイ・ウロンスキー、音楽はエヴゲニー・ドガが各々担当。出演はスヴェトラーナ・トーマ、グリゴーリ・グリゴリウ、セルゲイ・フィニチ、ボリスラフ・ヴロンドゥコフ、フセヴォロド・ガヴリーロフ、ポリス・ムラエフなど。 (キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • ロシア(1976)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:エミーリ・ロチャヌー
    出演:スヴェトラーナ・トーマ/グリゴーリ・グリゴリウ/セルゲイ・フィニチ/ボリスラフ・ヴロンドゥコフ/フセヴォロド・ガヴリーロフ/ボリス・ムラエフ