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空想の森
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空想の森

農業の町、北海道・新得に根ざしたドキュメンタリー

北海道のほぼ真ん中に位置する新得町で、1996年に小さな映画祭が産声をあげた。それが「SHINTOKU空想の森映画祭」。かつて、その映画祭に参加した田代陽子は、そこで初めてドキュメンタリー映画と出会う。それから彼女は新得町のドキュメンタリーを作りたいと思うようになった。じっくりとこの町で暮らす人々に近づいていきながら、種をまき、草を取り、手間と時間をかけながら丁寧に野菜を育てる人たちの姿を紡ぎ取っていく。

解説

実に7年の歳月をかけて完成させた、田代陽子監督の第1回作品。新得町という土地と出会い、そしてこの地に入植した二組の夫婦と、それを取り巻く人たちとの交流をカメラは捉えていく。社会に馴染めない人、障害を持つ人、色んな人たちと共に生きていこうとする農場、新得共働学舎で子育てをしながら野菜を作っている山田聡美さんと、1970年代後半に、作物を育てながら暮らしていこうと、京都から新得町に入植した宮下喜夫さん。この2家族の暮らしを軸に描かれる日本の農業風景、土の上で働く人たち―。古くは山形の奥地に移り住んでドキュメンタリー制作に心血を注いだ小川伸介のように、日本の産業の原点を映し取った稀有な作品といえよう。

2008年7月26日よりポレポレ東中野(モーニング&レイト)にて

  • 配給
  • 森の映画社
  • 製作国
  • 日本(2008)
  • ジャンル
  • ドキュメンタリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督・撮影・編集・ナレーション:田代陽子

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(C)2008空想の森上映委員会