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ランジェ公爵夫人
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ランジェ公爵夫人

恋、それは誘惑と拒絶の果てに

1823年、ナポレオン軍の英雄モンリヴォー将軍がスペインのマヨルカ島にある修道院を訪ねる。厳格な戒律の下に身を置くフランス人修道女テレーズこそ、かつて愛した女性アントワネットだった。5年前、パリの社交界で出会った彼女はランジェ公爵の妻だったが、たちまち恋に落ちたモンリヴォーは押しの一手で愛を捧げる。ところが、夫人は思わせぶりな態度で焦らすばかり。業を煮やしたモンリヴォーは反撃に転じる。

解説

恋愛の神髄は駆け引きにあり。文豪バルザックの原作を『美しき諍い女』に続いて名匠ジャック・リベットが、緻密さと映像美を駆使した本作の主人公二人は徹頭徹尾、恋にうつつを抜かす。退廃的な有閑階級を象徴するランジェ公爵夫人が仕掛けた恋のゲームは、武骨な軍人には到底受け入れられず、駆け引きを楽しむという暗黙のルールは破られ、ゲームの支配者は鮮やかに入れ替わる。結果、すべてを投げ打つほどの情熱と苦悩をもたらすのだ。『恋ごころ』に引き続きリベット作品のヒロインをつとめるジャンヌ・バリバールと、堂々たる体躯で恋に身を焦がすモンリヴォー役のギョーム・ドパルデューが見事にはまっている。

2008年4月5日より岩波ホールほか全国にて順次公開

  • 配給
  • セテラ・インターナショナル
  • 製作国
  • フランス=イタリア(2006)
  • ジャンル
  • ラブ・ストーリー ドラマ
  • スタッフ・キャスト
  • 監督・脚本:ジャック・リベット
    原作:オノレ・ド・バルザック
    出演:ジャンヌ・バリバール/ギョーム・ドパルデュー/ビュル・オジエ/ミシェル・ピコリ

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