非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎
非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎
非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎

「非現実の王国で」の著者ヘンリー・ダーガーの生涯と作品の謎に迫るドキュメンタリー

1973年、ヘンリー・ダーガーというひとりの老人がひっそりと他界した。彼の死後、部屋を片付けていた大家は、15000ページを超える世界最長の小説と、数百枚に及ぶその挿絵を発見。「非現実の王国で」と名づけられたその小説は、子どもたちを奴隷として虐待している王国で自由のために立ち上がった7人の少女たち「ヴィヴィアン・ガールズ」の活躍を描いたものだった。しかし彼が作品を書いていた事を知るものは誰もいなかった…。

解説

家族や親類、友人もおらず、貧しい生涯を送ったヘンリー・ダーガー。1892年生まれの彼が「非現実の王国で」を書き始めたのは1909年。知的障害児施設にいた事もあった彼だが、独力で書き続けた。作品がほぼ完成すると、彼は挿絵の制作を始めた。驚くべきは、彼が人生のほとんどをかけた創作活動を、彼が死ぬまで周囲の誰も知らなかったと事だ。彼の作品はファンタジーともいえるのだが、人付き合いを避け、ひたすら自分の世界に没頭し続けたダーガーからすると、彼の世界は現実にではなく、その作品の中にあったのだろう。ダーガーは「発見」されたが、誰も気づかずに作品が消失してしまった「天才」も少なくないのでは?と考えさせられる。

2008年3月29日よりシネマライズほか全国にて

  • 配給
  • トルネード・フィルム
  • 製作国
  • アメリカ(2004)
  • ジャンル
  • ドキュメンタリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ジェシカ・ユー
    ナレーション:ダコタ・ファニング/ラリー・パイン

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