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かつて、ノルマンディーで
かつて、ノルマンディーで
かつて、ノルマンディーで

かつて、ノルマンディーで

ドキュメンタリーの巨匠が辿る、自らの映画の原点

今から30年前、助監督をしていた若き日のニコラ・フェリベールは、『私ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した』という映画の撮影で、アリオ監督からキャスティングを任された。場所はフランス北西部のノルマンディー。主要な登場人物は地元の農民たちが演じた。30年の時が過ぎ、フェリベールはかつての映画に出演した人々を訪ねる。そこには普通の暮らしをしながらも、映画出演の思い出を大切にしている人たちがいた。

解説

パリからわずか1時間で行けるノルマンディー。牧歌的な田園地帯のその場所で、名産のシードルを作り続けている人、農場で豚の飼育をしている人など、かつて『私ピエール・リヴィエール〜』に出演してくれた人たちに話を聞いていく。楽しそうに思い出を語る人たちの表情に、観る者は不思議と和んでしまう。そして映画の後半、遠く西インド諸島に移住し神父となったクロード・エベール(主人公ピエール・リヴィエールを演じた)がはるばるやってきて、共演した面々と微笑み合う様子から伝わってくる幸福感たるや…。『ぼくの好きな先生』や『音のない世界で』同様、フェリベール監督の優しい眼差しが起こす奇跡と言えるかもしれない。

2008年2月9日より銀座テアトルシネマほかにて

  • 配給
  • バップ、ロングライド
  • 製作国
  • フランス(2007)
  • ジャンル
  • ドキュメンタリー 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ニコラ・フェリベール
    撮影:カテル・ジアン
    音楽:フィリップ・エルサン
    エグゼクティヴプロデューサー:セルジュ・ラルー/ジル・サンドーズ

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