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イノセント

監督は『家族の肖像』のルキノ・ヴィスコンティで、本作は彼の遺作にあたる。

20世紀のローマ。今しも、ある貴族の館でコンサートが開かれようとしていた。当夜の主役、トゥリオ伯爵は社交界にゴシップを提供している男だった。妻のジュリアーナとは結婚して数年たつが、愛はさめていた。彼は、ここしばらく、男を虜にせずにはおかない未亡人の公爵夫人、テレザに夢中だった。そして、ジュリアーナにしばしの別れをつげ、テレザを連れてフィレンツェへと旅立った。一方、ローマの邸宅には、弟のフェデリコが里帰りしてきた。彼は友達で作家のフィリポを連れてきたが、いつしかジュリアーナとフィリポは互いに惹かれ合うものを感じるようになる。

解説

20世紀初めの、イタリア貴族社会の絢爛たる文化を背景に、男女の愛憎を中心に人間の本質、人生を描く。製作はジョヴァンニ・ベルトルッチ、監督は『家族の肖像』のルキノ・ヴィスコンティで、これは彼の遺作にあたる。ガブリエレ・ダヌンツィオの原作をスーゾ・チェッキ・ダミーコが脚色。撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はフランコ・マンニーノ、美術はマリオ・ガルブリア、衣裳はピエロ・トージが各々担当。出演は『流されて…』のジャンカルロ・ジャンニーニ、ラウラ・アントネッリ、ジェニファー・オニール、マルク・ポレル、ディディエ・オードパン、リナ・モレリ、マリー・デュボアなど。日本語版監修は岡枝慎二。テクニカラー、テクニスコープ。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • イタリア(1975)
  • ジャンル
  • ドラマ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:ルキノ・ヴィスコンティ
    出演:ジャンカルロ・ジャンニーニ/ラウラ・アントネッリ/ジェニファー・オニール

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