豚と軍艦

『にあんちゃん』の今村昌平が監督したもので、基地を背景にした人間喜劇。

米海軍基地。遂に軍艦が入ると、水兵相手のキャバレーが立ちならぶ町の中心地ドブ板通りは俄然活気を呈してくる。ところが、そんな鼻息をよそに青息吐息の一群があった。当局の取締りで根こそぎやられてしまったモグリ売春ハウスの連中、日森一家だ。ゆきづまった日森一家は、豚肉の払底から大量の豚の飼育を考えついた。ハワイからきた崎山が基地の残飯を提供するという耳よりな話もある。ゆすり、たかり、押し売りからスト破りまでやってのけて金をつくり、彼らの“日米畜産協会”もメドがつき始めた。流れやくざの春駒がタカリに来た。応待に出た幹部格で胃病もちの鉄次の目が光った。

解説

「キャンパス110番より 学生野郎と娘たち」の山内久のオリジナル・シナリオを『にあんちゃん』の今村昌平が監督したもので、基地を背景にした人間喜劇。撮影は『俺の血が騒ぐ』の姫田真佐久。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

  • 配給
  • -
  • 製作国
  • 日本(1961)
  • ジャンル
  • コメディ 
  • スタッフ・キャスト
  • 監督:今村昌平
    出演:長門裕之/吉村実子/三島雅夫